2026年1月18日日曜日

Old Lens : NIKON S Mount#1 W-NIKKOR・C 3.5cm F2.5

 手元にある2010年に祖父から譲ってもらったNIKON S2と4本のレンズたち(3.5cm、5cm、8.5cm、13.5cm)をこのブログで備忘録として紹介その1/4。




 譲ってもらった時は、NIKON D90でデジタル一眼撮影を始めた頃でフィルム撮影にも興味がで始めた頃だった。1950年代のレンズたちで、最初、焦点距離がcm単位の表記で驚いたのを覚えている。

 実際にNIKON S2にVelviaなどのリバーサルフィルムを入れて、祖父からもらった当時物の露出系を頼りにフルマニュアルで撮影をして、ちゃんと現像された時の感動が懐かしい。

 2010年頃当時にSマウントをデジタルで使えるようにするには選択肢がSONYのEマウントしかなかった。なんとかしてこのレンズたちをデジタルで使って見たくてNEX-5、NEX-7とEマウントのAPS-Cサイズセンサーのボティを買って、装着、撮影を楽しんだりはしてきたものの、やっぱりフルサイズで使ってみたかったレンズたち。

 いよいよNIKON Z5IIを手に入れ、これまで散財してきたEマウント用の各種マウントアダプター資産を活用しながら、Zマウントに装着可能な構成にして撮影が今、楽しめているのは本当にありがたい。

【NIKON S2にNIKKOR-S・C 5cmF1.4 と NIKON Z5IIにW-NIKKOR・C 3.5cm F2.5

 手元にある4本のSマウントレンズから、今回はW-NIKKOR・C 3.5cm F2.5 を紹介。


 70年前のNIPPON KOGAKU TOKYOのロゴが入ったレンズキャップ
 祖父がすべての付属品を保管していてくれたおかげでレンズキャップ、リアキャップ、フードなどすべて揃っている。NIKON Sマウントには内爪タイプと外爪タイプの2種類のマウント装着方法があるんだけど、この3.5cm F2.5は外爪タイプのもの。レンズの横に一箇所、カメラとの脱着用のレバーが付いている


 自分の好きな35mmの画角がフルサイズでそのまま使えるのは本当に嬉しい。しかもF2.5と多少明るいレンズかつコンパクトなのが気に入っている。銅鏡はすべてシルバーの金属製なのでコンパクトな見た目よりもずっしりと重さを感じる。
 最短撮影距離は3feetで約90cmと全然寄れないが、ヘリコイド・繰り出し式のマウントアダプターを駆使すれば最短撮影距離も30cmくらいにはなるのでテーブルフォトとかでも全然使えるようになる。


 フードは分割式になっていてベースリングは5cmF1.4、13.5cmF3.5と共通。
 3.5cmF2.5用のフードとしてはベースリングにギザギザのついた絞り変更時に操作しやすくるなる指がかり用のリングを組み合わせる形。
 3.5cmF2.5の絞りは、一番前に少ししか出ていないリング部を回して操作するんだけど、フードがない状態だとかなり操作がやりにくい。このフードをつけておくと、フードを回すことで絞りを変えられるので、格段に操作しやすくなるし、そもそものフードの効果も得られるので使う時は必ず装着している。


 さてさて、この70年前のNIKON Sマウントを現代のNIKON Zマウントに装着できるようにするには間にアダプター重ね付けをしないといけない。しかも、もともとがかなりニッチなニーズになるので、一品一品がお財布に優しくないのを覚悟しないといけない。そういった製品を出してくれているだけでも十分ありがたいんだけどね。


 今使っている構成としては、まず一つ目のアダプターとして焦点工房のSMC2という
ニコンSマウント 外爪レンズ → ライカMマウント変換 のアダプターをレンズに装着。


 次に2017年くらいに購入していたEマウント用のコシナ Voigtländer VM-E Close Focus Adapter と組み合わせる。Eマウント構成の場合は、この二つで事足りたのでNEX-7ではこの構成でたまーに撮影したりしていた。
 しっとりと回るヘリコイドが組み込まれていて4mm程度マウントを繰り出すことができるのでマニュアルフォーカスもしやすくかつ、最短撮影距離も短くなるので、これを導入してから格段にSマウントレンズたちが使いやすくなった。 


 Zマウントに装着するために、最後の3つ目のアダプターとしてAmazonで見つけたEマウントをZマウントに変換する薄くてレバーも外に飛び出ていないHaogeのマニュアルレンズマウントアダプターをつければ、晴れてZマウントにもW-NIKKOR・C 3.5cm F2.5を装着することができる。かなり薄いアダプターでしかもマウント脱着レバーがマウント内側裏面にあるので、一度レンズを本体から外さないとつけ外しができないのは注意だが、自分の場合は付けっぱなしなので不満はない。
 これで3.5cmF2.5をマニュアル撮影したい場合には、これらのアダプター3段活用でZ5IIのEVF内の拡大表示などを駆使しながらマニュアルフォーカス撮影を楽しんでいる。

 一方で、最新の状況としては、Z5IIのオートフォーカス機能の快適さ、街中スナップ撮影の時の速写性がやはり欲しくなり、結局、焦点工房のTECHART TZM-02(ライカMマウント→Zマウント変換)電子アダプターAF対応という便利アダプターを導入。焦点工房のSCM2とこのTZM-02の二つのアダプターだけでZマウントに装着できるのはかなり楽。


 このTZM-02はかなりの優れもので500gよりも軽いレンズ(もちろんアダプターなど込みの重量)ならば、ぐいぐいモーターで繰り出してオートフォーカスしてくれる。他のオールドレンズたちもこのTZM-02でAF効かせられるようになり、格段にオールドレンズを持ち出す機会も増えた。
 Z5IIにTZM-02経由で装着した感じはこんな感じ。




  銀色の金属の塊感があって、コンパクトさもあり見た目もかなり気に入ってる。
 35mmの画角も使いやすいので持ち出す機会が多い構成。
 
 以上 NIKON SマウントのW-NIKKOR・C 3.5cm F2.5 のZ5IIでの活用紹介でした。
 次回はNIKON Sマウント5cm F1.4を予定。

 以下 この構成で撮影した写真たち(PhotoLab8でRAW現像してます)








0 件のコメント:

コメントを投稿

野鳥撮影に目覚めたかも。いざ練習へ

 Fマウント時代にもずっと憧れていた400mmの望遠域の撮影。 昨年末のハワイ旅行でそんな目的ではなかったものの、ふと持っていってた NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S でホノルルの公園などで身近に見られる野鳥の撮影をしてみてから、なんか野鳥観察・撮影って楽...